マクロビオティック 4
  玄米・穀物中心の植物性の食事 「身土不二」 「一物全体」の考えから生まれた体に優しい食生活

マクロビオティックとは? 4  「マクロビオティック」の考え

マクロビオティックでは、物事を全て陰陽で考えます。

  陰 ─ ─ ─ 中庸 ─ ─ ─ 陽

中庸というのは、文字通り真ん中の事で、陰と陽の中間に位置する性質です。
人は、陰にも陽にも偏っていない、この中庸である時が健康な状態ということになります。


しかし、我々はいろんな要因から陰性に傾きすぎたり陽性に傾きすぎていることが少なくありません。

中庸というのは「均衡の取れた状態」ということであり、
陰性過多は左に傾きすぎ、陽性過多は右に傾きすぎで、どちらもバランスの取れていない状態という事です。

あまりにどちらかに傾きすぎると、陰陽のバランスの崩れが体調の悪さや病気として現れてきます。
不調や病気というのは「陰陽バランスが崩れています」という、体からのメッセージなのです。
陰性の食べ物ばかりとっていると、陰性過多になるし、
陽性の強いものばかり食べていると陽性に傾きすぎてしまいます。

「バランスよく、いただく」ことを実行して、健康な体でいたいものです。


【陰性の食べ物】
暑い地域・季節に育つ食べ物で、身体を冷やして緩めるもの。
果物、砂糖、コーヒー、アルコール類、香辛料。トマト、なす、ピーマンなどの夏野菜、じゃがいもなど。


【陽性の食べ物】
寒い地域・季節に育つ食べ物で、身体を温め引き締めるもの。
肉類、魚類、根菜類、そばなど。塩や味噌、醤油、梅干。

この他、中庸の食べ物として、米(玄米)などの穀物があります。
私たちは米を主食とすることで、中庸なものをしっかりと食べ、身体の基礎を作っているのです。



これが、書籍やネットで調べたものですが、なかなかまだまだ「自分のもの」になりません。
冷蔵庫には「陰陽のバランス表」を張りつつ、眺めつつ・・・
「まだまだ」と思いつつ、台所で楽しんでいます。

ぬかみそ

大根とキュウリ
油揚げの野菜まきまき

油揚げを広げて、
キャベツ・大葉・千切り人参をくるくる巻き、網で焼く

混ぜ寿司 & 白和え

しいたけ、筍、人参の混ぜ寿司には、
錦糸卵・大葉・紅しょうがを乗せて。

ブロッコリー・とインゲンの白和え
野菜のマリネ

ブロッコリー・エリンギ・玉ねぎ・赤ピーマンのマリネ
グリーンサラダ

有機栽培のベリーリーフセットにレタスを加えて
野菜の素揚げ

大根・さつまいも・しめじ・グリーンアスパラ
赤ピーマンの素揚げを万能かけぽんでいただきます。

グリーンアスパラの堅い部分のお浸し

グリーンアスパラの根に近い堅い部分は、
千切りにして、おかかを和えて、おひたしに。
野菜の天ぷら

かぼちゃ・グリーンアスパラ・玉ねぎ・
はす・人参とインゲン

簡単漬物

大根とキュウリを塩・酢で漬けたもの
玄米チャーハン

油揚げ・グリーンアスパラ・おかかの簡単チャーハン
グリーンアスパラと若布の味噌汁

グリーンアスパラは、サッとゆでておき、
仕上げに入れると歯ごたえが合って、色も綺麗。
野菜の煮物

大根・人参・こんにゃく・シメジ・水菜を
昆布だけで煮込みました。